今月のBGMバックナンバー
 2004年バックナンバ
「ハッピークリスマス(戦争は終わった)」 ジョンレノン&ヨーコ 1971年録音
「サキッソフォン・コロッサス」 ソニーロリンズ 1956年録音
「モーツアルト交響曲第40番」 ブルーノ・ワルター指揮
「ボーン・イン・ザ・USA」 ルース・スプリングスティーン 1984年
「ゴッドファーザー愛のテーマ」 ニーノ・ロータ 1972年
「チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番」
中村紘子 1990年
ジャズワルツ 寺井尚子  2003年
グッバイ イエロー ブリック ロード エルトン・ジョン  1973年年
さくら 森山直太郎 2002年
ボーン・トウ・ラブ・ユー クイーン 1995年
(ソングス・イン・ザ・)キ−・オブ・ライフ スティビー・ワンダー1976年
ビタミンK ケイコ・リー2003年
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「ハッピークリスマス(戦争は終わった)」ジョンレノン&ヨーコ 1971年
 12月といえばクリスマス、クリスマスソングといえばこの曲。ジョンレノンがファンに銃殺されたのは1980年12月でした。私は高校3年で、学校から帰ってきて夕方のテレビニュースで知りました。5歳上の兄が「ビートルズの再結成はこれでなくなった」とつぶやいたのが印象に残っています。
ジョンレノンは平和主義者で、この曲にもそんなメッセージがこめられています。
それにしてもイラクの平和はいつになったら訪れるのでしょうか。
(2004年12月)
「サキッソフォン・コロッサス」ソニーロリンズ 1958年
   寒くなると聴きたくなる一枚。昔、吉祥寺のジャズ喫茶に入り浸ってよく聴いていました。19歳(えー、もう23年前?)の時にこのアルバムに出会い、「これが大人の音楽なのか」と妙に興奮したのを覚えています。今でも1人で夜にしんみり聴いています。初めてジャズを聴く人におすすめの名盤です。(2004年11月)
「モーツアルト交響曲第40番」ブルーノ・ワルター指揮 コロンビア交響楽団
モーツアルトはビートたけしのTV番組で紹介されていました。
モーツアルトの曲は高周波の音を多く含んでおり、
副交感神経を刺激するそうです。
モーツアルトはベートーベンやブラームスと違い、暗い曲が少ないので、
初心者にも聴きやすいです。特にワルター指揮するこの交響曲40番は、
ワルターしか出せない包容力と温かみがあり、心がなごみます。
仕事で頭の中がパニックになっているときに聴くと、
自然に気持ちが落ち着きます。
(2004年10月)
「ボーン・イン・ザ・USA」ブルース・スプリングスティーン 1984年
   アテネ五輪が閉幕しました。
最後は男子マラソンの妨害やドーピング問題と後味は悪かったのですが、
総じて感動的な五輪でした。

20年前の夏に旅行でアメリカへ行きました。
その際、ロス五輪が行われていました。
そのとき全米で流行っていたのがこの曲でした。
蒸し暑い日に激辛ラーメンを食べた時のように、元気が出てきます。

あの頃は夢も希望もあったけど、あれから20年。
「つまらない大人になってしまった」と感じずにはいられないこの頃です
。(2004年9月)
ゴッドファーザー愛のテーマニーノ・ロータ 1972年
 俳優のマーロン・ブランドが亡くなって1ヶ月が経ちました。ただ、ただ、悲しいばかりです。私の好きな映画を3本あげるとするならば、
    「ゴッドファーザー」
    「2001年宇宙の旅」
    「アメリカングラフティー」です。
 先日銀座の山野楽器で「ゴッドファーザーT〜V」のDVDボックスセットを買いました。マーロン・ブランドの「家庭を大切にしない奴は男ではない!」というセリフが胸に残ります。   合掌
 (2004年8月)
「チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番」 中村紘子(ピアノ)ソビエト国立交響楽団 1990年
 もうすぐ梅雨明けです。朝日の昇るころ、誰もいない海岸を散歩しながら、ヘッドホーンで聴きたい一曲。オーケストラの弦の響きが、波のように押し寄せてくる感覚を味わえます。
   昔(10年以上前)テレビCF「ハウス・ザ・カリー」でこの曲が流れていた気がします。夏休みが待ち遠しいこの頃です。
 (2004年7月)
ジャズワルツ寺井尚子 2003年
先日、江戸川区文化ホールで彼女の演奏を観る機会がありました。
度肝をぬかれました。まさに才色兼備!
従来のクラッシック的な楽器であるバイオリンを使って、ジャズやワルツを演奏しています。楽しそうにバイオリンを弾く人は初めてみました。
最近、テレビのCM「キンチョウ蚊取」にも出ているようです。
小野リサやケイコリーなどもそうですが、最近の女性の活躍には目を見張るものがあります。どうした男諸君!!!!
(2004年6月)
「グッバイ イエロー ブリック ロード」エルトン・ジョン  1973年
鬼才エルトンジョンのLP2枚組(CD1枚)の最高傑作。この当時のエルトンジョンのサウンドは、イギリス人特有の荘厳さとアメリカナイズされた軽快さが特徴でした。マリリンモンローのことを歌い、のちにダイアナ妃の葬儀の際に、歌詞を変えて歌った「キャンドル・イン・ザ・ウインド」は今も語り告がれる名作。表題作も泣けます。この時期のエルトンジョンは、上昇気流の人しか発することができないオーラを感じます。30年たっても色褪せない名盤です(2004年5月)
「さくら」森山直太郎 2002年
きれいな声と1970年代フォークソングのような飾りのないサウンドが売りです。世間に媚びない歌詞が特にいいです。
「さくら さくら ただ舞い落ちる(中略) 泣くな友よ 今惜別の時」
耳障りな音楽が街に氾濫する中、森山氏の音楽はささくれだった心を癒してくれます。 (2004年4月) 
 「ボーン・トウ・ラブ・ユー」クイーン1995年
フジテレビの月曜日の9時(「月9」というらしいです)でキムタク主演の「プライド」にクイーンの曲が主題歌で流れています。
 この曲が入ったクイーンのベスト版が猛烈な勢いで売れているようです。
 クイーンは4オクターブのフレディー・マーキュリーの声と完璧なコーラスワークとブライアン・メイの炸裂するギターが売りでした。
 中学2年の時、「ボヘミアン・ラプソディ」が流行りました。当時は「なんだこのオペラみたいな音楽は」と思いました。フレディー・マーキュリーがこの世にいない(エイズで死亡)のはさびしいです。
 それにしてもドラマのキムタクはかっこよすぎ!今度生まれ変われるのならキムタクになりたい!!!!
(2004年3月) 
「(ソングス・イン・ザ・)キ−・オブ・ライフ」スティビーワンダー1976年
  題を直訳すると「人生の鍵になる歌の数々」ということで、まさしくこのアルバムは数あるスティービーのアルバムの中で間違いなく最高傑作です。
 当時LP2枚組み+4曲入りEP(5000円)で出て、いきなりビルボード初登場1位でそのまま1位を10週独走したしたのを覚えています。 中学2年生だった私のお小遣い(1ヶ月2,000円だったかな?)では買えませんでした。            
 冬の朝、太陽が昇るのを眺めながらこのアルバムを聴いていると、神の啓示を受けているような気持ちになります。生きていることへの感謝を感じずにはいられません。
そんな神秘的なアルバムです。(2004年2月)
「ビタミンK」ケイコ・リー 2003年12月発売
ケイコ・リーは今日本のジャズボーカルで人気・実力1ではないでしょうか?2年ほど前に、日産のTVCFでクイーンの「ウイ・ウイル・ロック・ユー」を歌っているのでご存知の方も多いともいます。 
 昨年12月に新宿厚生年金会館でコンサートを見ました。端正な顔とスリムな体からは想像もできない低音で大迫力のボーカルにはただただ、驚くばかりでした。
この人の大躍進は今年も続くでしょう。
(2004年1月)
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